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退職金問題!

正規・非正規雇用の待遇問題で裁判が起きている。

 

同一労働・同一賃金については理屈的には賛成だ。

 

まずアルバイト・パートについてはそれほど問題ではない。

普通の会社であればアルバイト・パートは文字通り部分的な労働力である。

そのため、責任を取ることはないし、比較的自由に労働時間の希望が言える。

もちろんブラックと言われるところは存在するが、

正直辞めればいいだけの話である。

仮に、何らかの圧力をかけてきたとしてもアルバイトが辞めることで損害が生じるという会社はおかしい。

ブラックな職場であれば辞めればいい、ただそれだけである。

 

問題となっているのは契約社員である。

派遣社員は派遣契約にそって働いているため、派遣先は労働環境とかの責任は生じるが

賃金に関しては、関係ない。派遣切り等の問題もあったが、派遣という雇用形態を選んでいるのもその人自身である。

 

契約社員に関しては、少し複雑である。

よく求人票には、正社員登用制度ありと書かれているが、本当かどうかわからない。

確かに契約社員から正社員になった人がいるのかもしれないが、10年間で数人とかだったら正社員登用制度はあってないようなものである。

私もかつてサービス業で働いていたことがあるが、管理職以外は皆、非正規労働者であった。利益が出れば管理職はボーナスという形で恩恵があるが、非正規社員は恩恵が少なかった。ボーナスは法律上支給義務はないのでしょうがないと思っていた。

 

今回の裁判では正社員と同じ仕事をしていたのに契約社員に退職金が出ないのはおかしいという主張である。

 

多くの人がコメントを書いているが、退職金は支給義務がないので最初の契約が全てである。

いくら不平等といっても無理だろう。

不平等というからにはその会社に対して多大なる貢献をしたといえるものがあるのだろう。もしあったとしても疑問が残る。

それだけ優秀であれば、正社員になれると思うし、その会社がブラックだと思えば優秀な人であれば転職をするだろう。

 

正社員になりたいというのであれば、仕事を選ばずに人手不足の業界へ就職するべきだと思う。